ここには「道の子(旧なんとかスクール)」の開校初期から関わってくださっている保護者の方の声もあります。
このホームページから分かるような今の「道の子」の理念とは少し違った雰囲気を感じられるかもしれません。
今に至るまでに歩んできた道のりも、感じていただけたらと思っているので、ぜひ【道の子の変遷】も合わせてご覧ください。
とても明るくて活発な息子が、小学校1年生の冬休み明けから授業についていけないことが辛くて不登校になりました。検査をしたところ、学習障害が明らかになりました。
息子にとっては、他の子と同じように教科書を読んだりノートに書くことがとても難しく、大きなストレスになります。周りの空気をとても敏感に読み取ってしまう彼は、その状況にとても疲れてしまったようでした。「(学校に行くと)頑張っちゃうんだよ…」と言った一言が、忘れられません。
そんな時に出会ったのが、道の子です。
学校へ行くことがあんなに辛そうだった息子が、道の子へは自分から進んで通うようになりました。毎日満たされて帰ってきて、寝る前も「明日は道の子だ!」と楽しみに眠ります。彼の人生に充足感がもたらされていることが、よくわかります。
小学校では周りの子と比べて自分を出すことができなかった息子も、道の子では自分の意見を伝えたり、「これをやってみたい!」が自分で言えるようになりました。他の誰かと比べたり、評価軸の中で自分を位置付けることなく、そのままの自分を受容し、自分自身であることに安心できている様子が伝わります。
最初は公教育から離れてしまうことに不安があった私でしたが、公教育じゃないからこそ得られる力があることに気づきました。むしろ、今彼の中に育っている「自尊心」や「主体性」こそ、これからの社会に求められる力だと思うようになりました。
わたしは、息子がこの学校に出会えたことにとても感謝しているし、ここで過ごす時間は、きっと彼の人生にとって宝物になるだろうと思っています。
息子は、小2から担任の先生と合わず、授業中ストレスでウロウロしたり、白目をむいて抵抗するようになってしまいました。
宿題も先生に怒られるから「やる」とは言うものの、やりたくなくて1時間以上泣きながらイヤイヤやる、ということが続き、
このままでは勉強が嫌いになるばかりで身に付かないし、誰にとっても良くないと思い、3年生の夏休み明けから道の子に通うことにしました。
人見知りの息子は最初、スタッフの賢登くんと将棋ばかりしていましたが、一週間もしないうちに子供同士で仲良く遊べるようになりました。
そのうち、何日も集中して、真剣な顔で木や竹を使って武器を作ったり、思い切り川で泳いだり、毎日を楽しみはじめ、「いい顔するようになったね!」と沢山の人に言ってもらえるようになりました。
公立小学校では、どうしても先生の言う事を素直に聞けることや、勉強ができることが「良い」、そうでないと「悪い」という雰囲気があって、息子は無意識に劣等感を感じていたようです。
道の子に通いだして1か月後に息子がぽつりと、「あのままやったら洗脳されるとこやったわー」と言いだして、転校を決めて本当に良かった、と安堵しました。
道の子では、スタッフや子供たち自身が、「こんな事件が起きたとき、〇〇がこう言って、みんなを納得させていた」とか、「△△がこんなことを言っていて、かっこ良かった」とか、子供たちの武勇伝や、良いところを話す機会が沢山あります。
息子も、それぞれの仲間の良いところ、弱いところを認めながら、自分自身も仲間から認められることで、自信を付けていけたようでした。
道の子に通いだし、1年半ほど経ちましたが、最近息子が、「勉強したい」と言い出すようになりました。
実は、半年ほど通った頃、家で勉強をやってみようとしたこともありましたが、問題を見ただけで気分が悪くなってしまい、公立小学校で出来てしまった勉強に対するトラウマが薄れるまでは、無理をさせないでおこう、と見守っていました。
今回も、最初は私が間違いを指摘する度に息子はやる気をなくしてしまいました。
しかし、ここでも道の子のエピソードが役立ちました。
友達のSがサッカーの練習中失敗して、「ヘタやなー」と言われた際、「うん、だって今練習中やからね。」とサラッと返した、という話を聞いて、息子が「あいつめっちゃカッコイイやん!」と言っていたエピソードを持ち出して、
「Sの話思い出して?失敗することは悪いことじゃないやろ?」と伝えたり、
「キレイに字が書きたいんやろ?キレイに書くためのコツを伝えてるだけやで?」と言ってみたりしていました。
するとある日息子が、
「あ、そうか!今の勉強は、無理やりやらされてるんじゃないのか!」と、
とても大切なことを発見したように言い、
それから毎日意欲的に勉強するようになってきました。
そのことを懇談で伝えると、活動中「暇やー」という息子に、賢登くんが「暇な時オレは勉強したりするでー。やってみる?」と自然に誘ってくれ、息子が2年生でつまづいたところを教えてくれたのですが、
その日息子は帰宅するなり、
「今日勉強してきたで!賢人、教えるのめっちゃうまいねん!」
と嬉しそうに報告してくれました。
子供ひとりひとりにしっかり向き合い、「やりたい」と思ったことをサポートしてくれ、
誰かとぶつかった時に「良い」「悪い」を押し付けず、見守ってくれ、
なによりスタッフ自身が「やりたい」ことをしている姿を見せてくれる、
道の子に出会えて、とても良かったと思います。
小2女子の母です。
私は、養老孟司さんが好きで、氏の教育観─「今の子どもは”教室”に縛りつけるのではなく、”自然”の中で思いきり体を動かし遊ばせる方が良い。学習とは身体を使うこと」─に共感していました。またその流れで、徳島県のスクールトエックの存在を知り、─「6年間思いきり遊びこむ」「そこを卒業した子どもは、公立中学校にちゃんと馴染んで学習もほどなく追いつく」─という情報を得ていました。
娘は初め公立小に行ってみましたが合わず、そこで初めてこの学校の存在を知り、「通える場所に、理想に近い学校がある!」と、あまり迷いなく入学を決めました。
娘が1年生の間は、「通える場所があり、子どもを情熱をもって見てくれる大人がいるって、有難い!」という状態でした。ここのスタッフの子どもへの”受容力”はピカ一で、子どもの存在や言動への ”受容” があるおかげで─むしろそれさえあれば─、子どもは勝手に”成長”するんだ! と発見したりもしました。
ですが、娘が2年生になり学校に慣れて成長するにつれ、だんだんと親の欲や不満が出てきます。
⚫学校の場所が住んでいる地域と離れているため、放課後、気軽に友達と遊びにくい。
⚫スタッフが若者だけだなぁ。大丈夫かなぁ
⚫通う子どもが少なく、同年代の女子友達が欲しい娘にとって、物足りなく不満。
⚫車で送迎片道30分弱、の負担
……
「道の子」に通って2年弱…、駆け出しの、あたらしい「学校」だし、親も初めての経験なので、色々考える機会が多く、葛藤も沢山ありました。
それでも、というか敢えてこの学校を選ぶ理由。良き変化も含めて☆↓
◎子どもが生き生きし、伸びやかに成長していると感じられる。
◎勉強面にも力をいれ始めた。子どもが「勉強って楽しい」と自然に口にしたり、家で自発的にドリルをしている。
◎自然の中で、身体を使って活動すること、に重きを置いている。「自然の中の活動にすべてがある」という視点に共感♪
◎スタッフの高い熱意。
◎本学校の発展のために、スタッフや保護者間で意見交換がしっかりできる
◎保護者同士の気持ち良い繋がりがある
◎最初はこの学校に興味の薄かった父親も、最近スタッフや他の保護者と繋がるようになった。
◎地域の方との繋がりがあり、これから発展していくと期待できる
以上、色々書きましたけど、
葛藤や障害あるだろうけど、それを上回る期待や希望がたくさんある伸び伸び自然な学校に、興味がある方welcome!女子求む!っていうことが言いたいです♪
私は、 学校の色は代表の方で決まると思っています。
早い話が、私は代表であるけんと君のファンです。
正直、教育の価値観が合う教育者の方には今までも何人も出会ってきました。
ただ実際に現場で子どもと接する姿を見て、ここまで感動して、また、尊敬する人には出会ってきませんでした。
私の方が長い期間教育業界に身を置いてきましたが、年齢や経験の期間は関係無いと思わされました。
けんと君に対して私は、尊敬、信頼、期待を込めて、我が子を通わせています。
一方で、今まで運営面や保護者対応の面で疑問に思う事が多々ありました。でもその度に、保護者の方に真摯に、且つ謙虚な姿勢で向き合うけんと君の姿を見て、賢さと柔軟性も兼ね備えているのも分かり、けんと君の事が益々好きになりました。
長男を以前住んでいた緑地公園の森のようちえんに通わせていた際に“オルタナティブスクール”の存在を知り、我が子達をオルタナティブスクールに通わせたいと考えるようになりました。
様々なオルタナティブスクールがある中で、私が特に興味を抱いたのは、サドベリースクールでした。
しかし、私自身が子育てにゲーム機を取り入れたくない思いがある中で、ゲーム機の持ち込みを可としているサドベリースクールの考え方は合わないと感じるようになりました。
そんな中で、徳島県にある自然スクールトエックを知り、いつしかトエックのようなオルタナティブスクールを大阪に創りたいと思うようになりました。丁度時を同じくして、けんと君に出会いました。
偶然にもけんと君は、学生時代にキャンプカウンセラーをしていた際に、トエックの代表である伊勢さんの研修を毎年受けていたという話を聞き、一気に親近感が湧き、その日から主に教育の在り方の話をするようになりました。
それから3~4ヶ月経った頃に、サマーデイキャンプが開催されました。
その場で子ども達と接するけんと君を見て、私は心の底から感動し、「この人だ!!!」と思いました。
その年の9月になんとかスクールが開校し、二葉ちゃんが入る翌年の7月までの間、けんと君の元でボランティアスタッフをさせていただきました。
その間、毎回毎回、けんと君の子ども達に対する受容的態度と共感的理解の質の高さには驚かされ、尊敬の気持ちが高まり続ける日々でした。
私には当時のベースがあるので、教育者としてのけんと君に対する絶対的な信頼の気持ちが根っこにあるのだと思います。
はじめまして(^^)
息子はとてもヤンチャで好きな事しかしない自由な魂の子で 小2の時から学校キライが始まり休みがちでした。
小5の時になんとかスクールが出来た事を知り、まずは川遊びでライフジャケットなしで行けるか問い合わせをしたら 当然NOの回答でした。息子に「体験で行こう!!川遊びあるよ!!」と聞いた所、 感覚過敏のキツイ息子は当然、「ライフジャケットありなら体験は行かない」(笑) とのことでした。
しかし何とか連れて行ったら 自然の中の環境、スタッフの人柄、 好きな事をさせて頂く、 学校とは真逆の押し付けがない躾に大変心地よさを感じて毎日、「行きたい!!」と思うようになりました。
多々、大変お世話になりました。ありがとうございました(^^)
母も大好きな場所です。 かどやの良い経験があり お陰様で中学になり野球で毎日、頑張って成長してくれています。
学校が早い日、トラブルで早退した日はなんとかスクールが恋しい様でまるや、けん兄に会いたいと言うので放課後にお邪魔させてもらってます。 夏休み企画、お泊り企画でもご近所さんのお友達もご一緒して、大変氣にいってもらってました。
息子にとっては癒しの場所、元氣を頂く場所になっているのです。 サポートして下さったスタッフの皆様、ありがとうございました。 良い経験をさせて頂き感謝です。