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勉強についてはどう考えていますか?
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重要であると考えています。
本校の目指すところは、社会に両足をつけてしっかりと歩いて行くことができる力の獲得にあります。それはつまり、実際問題としてある学歴社会や能力主義の煽りを受けるけれども、その中でも自分の豊かさを失わずに社会と調和していくことです。
そのために教科学習というものを無視して子どもたちを育てていこうとは思いません。道の子を卒業後、地元の中学校への進学などを見据えて、必要な教科学習の土台は教えていきたいと考えています。
国語の読み書きの領域と算数の四則演算を優先的に指導していきます。もちろん好きな教科を教えることも可能ですが、四則演算や漢字の読み書きなどは積み重ねが必要な教科であるからです。
このほかにも社会・理科をはじめ数多くの教科が存在しますが、社会や理科といった教科は漢字の読み書きや四則演算と異なり、中学校に入学してからもう一度より詳しく学び直しがある分野ですので、国語の読解力と四則演算の学習の基礎があれば中学校からでも充分学習についていくことができると考えています。
さらに、道の子の体験学習では細かく見ていくと、小学校で学習する理科や社会の範囲を取り扱っていることも多く存在します。水と空気の性質や生物たちの循環、地域の人の仕事やその土地の歴史など、学校では理科と社会の教科書から学ぶようなことも、道の子では日々の暮らしの中に存在しており、子どもたちは頭だけではなく体感を通して知っていきます。
学校から離れている時間が多い子には、勉強というものに漠然と嫌悪感を抱いている子どもは少なくありません。しかし、学びたいという欲求は根源的なものです。ゆっくりその子のペースでできるところから始めていきます。
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持ち込みについてはどう考えていますか?
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「道の子」では、基本的に持ち込み物は必要ありません。
ただ、ゲームやスマートフォンなどの電子機器類の使用は禁止しています。
「道の子」は、子どもが外部の刺激から離れ、自らの興味や好奇心を探求し、生きがいを学ぶ学校です。
ゲームなどの電子機器類は子どもを惹きつける力が強く、「道の子」でそのような過ごし方をするのは、非常にもったいないと考えています。
また、子どもたちが自らの興味や、やりたいことに基づいて活動するための道具や材料は、必要であればスタッフが用意していますが、子どもの学びにとって必要だから持参したいと思うものがあればご相談ください。
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安全についてはどう考えていますか?
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「道の子」では、活動の質と安全のバランスをとても慎重に判断しています。
道の子の活動では、川で泳いだり、火を起こしたり、のこぎりやハンマーなどの工具類も扱います。
その活動の中で子どもは多くのことを学べますが、その中には当然怪我などのリスクもあります。
しかし、リスクをスタッフが先回りして取り除くという手段は基本的には行いません。
そのリスクをスタッフが先に取り除いてしまうと、子どもはあらゆるリスクとの付き合い方を知る機会がなくなってしまうからです。
リスクとの付き合い方を知らないままに成長する方が子どもにとっては危険です。
「道の子」は子どもたちが目の前に潜む危険を理解し、適切にリスクと付き合っていく力を身につけることを目指します。
ただ、子どもたちが遊びに熱中しているときに周りを見えていないこと、その子の体験のレベルに見合っていない体験をしようとしたときには、子どもたちは大丈夫だと思う場面でもストップをかけます。
万が一大きな怪我が起きた場合、MFA(Medic First Aid)for child の講習を受講したスタッフが処置します。また、緊急車両として一台、常に稼働できるようにしております。
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出席認定はできますか?
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高槻市・茨木市は現在認めていただいています。島本町もおそらく出席扱いとして認可が下りると思います。そのほかの市でも、交渉後に許可をいただければ認めていただけます。
ただ、小学校の出席日数の多い少ないというのは問題になることはありません。私立中学校の受験など、その学校ならではの基準があるところはわからないので、各学校にお問い合わせください。